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内視鏡検査

胃内視鏡検査

なぜ胃カメラが必要か、日本の現状から

日本を含めた東アジアは世界一胃がんの罹患率が高く、その原因はヘリコバクターピロリ菌(以下ピロリ菌)に感染している人が多いためです。胃がんの原因の99%にピロリ菌が関与していて、除菌をすると、その後の胃がん発生を約3分の1に抑えられることが分かっています。

日本の胃がん検診の受診率は50%前後(2022年)であり、更に胃がん検診の一つである胃バリウム検査は精度が低く、極早期のがんを発見することは困難とされています。

40歳を過ぎたら、出来れば毎年、少なくても数年に一度は内視鏡検査を受けましょう。

優しく、丁寧な胃内視鏡検査・治療

胃内視鏡検査(胃カメラ)は「苦しい」というイメージをおもちの方もいらっしゃると思います。

以前に受けた内視鏡検査がつらく、トラウマになっている方もいらっしゃるかもしれません。

当院は苦痛の少ない、正確な内視鏡検査にこだわり、病気の早期発見・治療を目指し、優しく、丁寧な内視鏡検査・治療を実施しています。

このような症状・お悩みがある方はご相談ください。

胃がん検診をしたい

いつも胃カメラが苦しい、前回の検査がつらかった

バリウム検査(胃部X線)で異常を指摘された

ピロリ菌の感染を指摘された

 自分もピロリ菌に感染しているか心配(家族が感染していた)

おなかの痛み、不快感、胸焼けがある

喉や胸のつかえ感がある

黒い便、貧血がある

胃潰瘍、十二指腸潰瘍になったことがある

咽頭がん、食道がん、胃がんになったことがある

家族が胃がん、食道がんになったことがある

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胃内視鏡検査でわかる主な病気

  • 逆流性食道炎

  • 食道がん

  • 胃潰瘍

  • 胃炎

  • 胃がん

  • 十二指腸潰瘍

  • 十二指腸がん など

当院の胃内視鏡検査の特徴

患者さんの状況により、柔軟な内視鏡検査を行います

従来の口からの内視鏡検査に加え、鼻からの内視鏡検査も選択いただけます。

内視鏡検査の後すぐに出勤する予定や、車を運転する予定がある場合などは、鎮静剤を用いない経鼻内視鏡が良い適応と考えられます。

鼻からの内視鏡検査の特徴

オエッとなりにくい

内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどに触れることもないので、不快感や吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。

約5㎜の内視鏡スコープ

鼻にスムーズに挿入できる、約5mmの細さです。

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検査中に会話ができる

口からの検査と違い、気分を告げたいときや、質問があるときなど医師と自由にお話しできるので安心です。

口からの内視鏡検査の特徴

より鮮明な画像を得られます

スコープが太く視野も広いため、明るく鮮明な画像が得られます。

短時間・高精度の診断

観察や処置がやりやすいため、検査が短時間で終わり、精度の高い診断を受けることが可能です。

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挿入時のつらさを鎮静剤で軽減

鎮静剤を使用する内視鏡検査であれば、痛みや苦しさを減らして検査を受けられます。

胃内視鏡検査の費用(目安)

処置や、使用する薬剤により費用が前後することがありますので実際の費用とは異なる場合がございます。

ご来院の際は保険証をお持ちください。

検査費用が高額になる場合には、クレジットカード決済も対応しています。

※1 病理検査をした部位の数により費用が変わります。

胃内視鏡検査の流れ

1.外来の受診

胃内視鏡検査(胃カメラ)をご希望の方は、事前に外来の受診をお願いします。

診察時に以下のことを行います

  • ​検査日のご予約

  • 問診

  • 血液検査(感染症チェック)

  • 検査のご説明

  • 同意書の説明

2.検査前日

夕食は21時までに済ませてください。それ以降はお水やお茶などの水分は摂取いただけます。

3.検査当日

  • お食事はとらずに来院して下さい

  • 検査開始1時間前までは少量のお水は摂取して構いません

  • 首元やお腹を締めつけない楽な服装でご来院ください

  • 検査自体は30分程度で終了しますが、鎮静剤を用いた場合は検査から1時間程度ベット上で安静にしていただきます

  • 鎮静剤を用いた場合、お帰りの際車・バイク・自転車の運転はできませんので徒歩でご来院ください

① 受付

検査開始予定時間の15分前までにご来院ください。

② 検査前

最後の食事の時間などの確認を行います。お荷物は、ロッカーをご使用ください。

③ 前処置

内視鏡室に入室し、血圧などのバイタルサインの確認や、消泡剤の内服、鼻・喉の麻酔などを行います。

④ 内視鏡検査(5~15分程)

鎮静剤を使用された方は、1時間程度リカバリー室で安静にしていただきます。

検査結果は、診察室で画像を確認しながら医師よりお話します。

⑤ ご帰宅

鎮静剤を用いた内視鏡検査の場合、検査後は鎮静剤が残る場合があります。お帰りの際は、車・バイク・自転車の運転はお避けください

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